Romans 10 (JTRV)
From Textus Receptus
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13 For whosoever shall call upon the name of the Lord shall be saved. | 13 For whosoever shall call upon the name of the Lord shall be saved. | ||
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+ | a 兄弟よ、我が心の悦と、イスラエルのために神に対(むか)ひての祈願とは、彼等の救に入るにあり。 | ||
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+ | b 兄弟たち。私が心の望みとし、また彼らのために神に願い求めているのは、彼らの救われることです。 | ||
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+ | a そはわれ彼等のために、神の熱心を彼等の有することを証すれども、知識に循はざればなり。 | ||
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+ | b 私は、彼らが神に対して熱心であることをあかしします。しかし、その熱心は知識に基づくものではありません。 | ||
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+ | a そは彼等は神の義を知らざれば、己の義を立てんことを索めて、神の義に服はざりければなり。 | ||
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+ | b というのは、彼らは神の義を知らず、自分自身の義を立てようとして、神の義に従わなかったからです。 | ||
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+ | a そはキリストは信ずるすべての者に対する義のために掟なればなり。 | ||
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+ | b キリストが律法を終わらせられたので、信じる人はみな義と認められるのです。 | ||
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+ | a そはモヲゼは掟につきての義を、これを行ふ人はそのうちに生くべし、と録せばなり。 | ||
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+ | b モーセは、律法による義を行なう人は、その義によって生きる、と書いています。 | ||
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+ | a されど信仰の義はかく云うなり、汝はその心のうちに、誰か天に昇るべきか、是れキリストを伴ひ下らんためなる、と云い、 | ||
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+ | b しかし、信仰による義はこう言います。「あなたは心の中で、だれが天に上るだろうか、と言ってはいかない。」それはキリストを引き降ろすことです。 | ||
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+ | a 或は誰ぞ奈落にまで下り往くべきか、是れキリストを死人のうちより伴ひ上らんためなり、と云う勿れ。 | ||
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+ | b また、「だれが地の奥底に下るだろうか、と言ってはいけない。」それはキリストを死者の中から引き上げることです。 | ||
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+ | a されど何と云はんか、詞は汝に近く、汝の口に、また汝の心に在り。是れ我等が宣ぶる信仰の詞なり。 | ||
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+ | b では、どう言っていますか。「みことばはあなたの近くにある。あなたの口にあり、あなたの心にある。」これは私たちの宣べ伝えている信仰のことばのことです。 | ||
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+ | a 即ち汝もそ汝の口に主イエスを告白し、またその心にて神は彼を死人のうちより起し給ひしことを信ずるならば、救はるべし。 | ||
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+ | b なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の仲からよみがえらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。 | ||
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+ | a そは心をもて信じて義に至り、また口をもて告白して救に至ればなり。 | ||
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+ | b 日とは心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。 | ||
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+ | a そはすべて彼を信ずる者は辱しめられじ、と云えばなり。 | ||
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+ | b 聖書はこう言っています。「彼に信頼する者は、失望させられることがない。」 | ||
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+ | a そはユダヤ人とギリシャ人との区別あらざればなり。そはすべての者の同じ主は彼を呼び頼むところのすべての者に向ひて富み給へばなり。 | ||
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+ | b ユダヤ人とギリシャ人との区別はありません。同じ主が、すべての人の種であり、主を呼び求めるすべての人に対して恵み深くあられるからです。 | ||
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+ | a そはすべて誰にても、主の名を呼び頼む者は救はるべければなり。 | ||
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+ | b 「主の名を呼び求める者は、だれでも救われる。」のです。 | ||
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+ | a 是の故に彼等が信ぜざる者を遺憾にして呼び頼むべきや。また彼等が聞かざりし者を如何にして信ずべきや。また宣ぶる者なくば、彼等は如何にして聞くべきや。 | ||
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+ | b しかし、信じたことのない方を、どうして呼び求めることができるでしょうか。聞いたことのない方を、どうして信じることができるでしょう。宣べ伝ええる人がなくて、どうして聞くことができるでしょう。 | ||
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+ | a また彼等もし使はされずば、如何にして宣ぶべきや。録して、福音=平和を宣伝ふる者、福音=善き事を宣伝ふる者の足は、如何に美はしきものぞ、とあるが如し。 | ||
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+ | b 遣わされなくては、どうして宣べ伝えることができるでしょう。次のように書かれているとおりです。「良いことの知らせを伝える人々の足は、なんとりっぱでしょう。」 | ||
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+ | a されどすべての者福音に順ひしにあらず。そはイザヤは、主よ誰か我等の聞かすることを信ぜしや、と云えばなり。 | ||
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+ | b しかし、すべての人が福音に従ったのではありません。「主よ。だれが私たちの知らせを信じましたか。」とイザヤは言っています。 | ||
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+ | a されば振興は聞かすることよりし、聞かしることは神の詞によりてす。 | ||
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+ | b そのように、信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。 | ||
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+ | a されば我云はん、彼等は聞かざりしか。豈に然らんや、彼等の声は地のすべての処にまで出で来たれり、またその詞は世界の極にまで至れり。 | ||
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+ | b でも、こう尋ねましょう。「はたして彼らは聞こえなかったのでしょうか。」むろん、そうではありません。「その声は全地に響き渡り、そのことばは地の果てまで届いた。」 | ||
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+ | a されどわれ云わん、イスラエルは知らざりしか、先ずモヲゼ云ふ、われ国人にあらざる者をもて汝等を怒らしめん。 | ||
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+ | b でも、私はこ言いましょう。「はたしてイスラエルは知らなかったのでしょうか。」まず、モーセがおう言っています。「わたしは、民でない者のことで、あなたがたのねたみを起させ、無知な国民のことで、あなたがたを怒らせる。」 | ||
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+ | a またイザヤも憚らずして云ふ、我は我を索めざる者に見出されたり、我は我を問はざる者に顕になれり。 | ||
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+ | b またイザヤは大胆にこう言っています。「わたしは、わたしを求めない者に見いだされ、わたしをたずねない者に自分を現わした。」 | ||
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+ | a また彼はイスラエルに対して云ふ、我は日ねもす、順はずしていい逆らふ民に対して、我が手を伸べたり。 | ||
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+ | b またイスラエルについては、こう言っています。「不従順で反抗する民に対して、わたしは一日中、手を差し伸べた。」 | ||
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+ | a = 新契約聖書 | ||
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+ | b = 新改訳 |
Revision as of 23:36, 10 December 2011
13 そはすべて誰にても、主の名を呼び頼む者は救はるべければなり。
13 そはすべて誰(だれ)にても、主(しゅ)の名(な)を呼(よ)び頼(たの)む者(もの)は救(すく)はるべければなり。
13 For whosoever shall call upon the name of the Lord shall be saved.
1
a 兄弟よ、我が心の悦と、イスラエルのために神に対(むか)ひての祈願とは、彼等の救に入るにあり。
b 兄弟たち。私が心の望みとし、また彼らのために神に願い求めているのは、彼らの救われることです。
2
a そはわれ彼等のために、神の熱心を彼等の有することを証すれども、知識に循はざればなり。
b 私は、彼らが神に対して熱心であることをあかしします。しかし、その熱心は知識に基づくものではありません。
3
a そは彼等は神の義を知らざれば、己の義を立てんことを索めて、神の義に服はざりければなり。
b というのは、彼らは神の義を知らず、自分自身の義を立てようとして、神の義に従わなかったからです。
4
a そはキリストは信ずるすべての者に対する義のために掟なればなり。
b キリストが律法を終わらせられたので、信じる人はみな義と認められるのです。
5
a そはモヲゼは掟につきての義を、これを行ふ人はそのうちに生くべし、と録せばなり。
b モーセは、律法による義を行なう人は、その義によって生きる、と書いています。
6
a されど信仰の義はかく云うなり、汝はその心のうちに、誰か天に昇るべきか、是れキリストを伴ひ下らんためなる、と云い、
b しかし、信仰による義はこう言います。「あなたは心の中で、だれが天に上るだろうか、と言ってはいかない。」それはキリストを引き降ろすことです。
7
a 或は誰ぞ奈落にまで下り往くべきか、是れキリストを死人のうちより伴ひ上らんためなり、と云う勿れ。
b また、「だれが地の奥底に下るだろうか、と言ってはいけない。」それはキリストを死者の中から引き上げることです。
8
a されど何と云はんか、詞は汝に近く、汝の口に、また汝の心に在り。是れ我等が宣ぶる信仰の詞なり。
b では、どう言っていますか。「みことばはあなたの近くにある。あなたの口にあり、あなたの心にある。」これは私たちの宣べ伝えている信仰のことばのことです。
9
a 即ち汝もそ汝の口に主イエスを告白し、またその心にて神は彼を死人のうちより起し給ひしことを信ずるならば、救はるべし。
b なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の仲からよみがえらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。
10
a そは心をもて信じて義に至り、また口をもて告白して救に至ればなり。
b 日とは心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。
11
a そはすべて彼を信ずる者は辱しめられじ、と云えばなり。
b 聖書はこう言っています。「彼に信頼する者は、失望させられることがない。」
12
a そはユダヤ人とギリシャ人との区別あらざればなり。そはすべての者の同じ主は彼を呼び頼むところのすべての者に向ひて富み給へばなり。
b ユダヤ人とギリシャ人との区別はありません。同じ主が、すべての人の種であり、主を呼び求めるすべての人に対して恵み深くあられるからです。
13
a そはすべて誰にても、主の名を呼び頼む者は救はるべければなり。
b 「主の名を呼び求める者は、だれでも救われる。」のです。
14
a 是の故に彼等が信ぜざる者を遺憾にして呼び頼むべきや。また彼等が聞かざりし者を如何にして信ずべきや。また宣ぶる者なくば、彼等は如何にして聞くべきや。
b しかし、信じたことのない方を、どうして呼び求めることができるでしょうか。聞いたことのない方を、どうして信じることができるでしょう。宣べ伝ええる人がなくて、どうして聞くことができるでしょう。
15
a また彼等もし使はされずば、如何にして宣ぶべきや。録して、福音=平和を宣伝ふる者、福音=善き事を宣伝ふる者の足は、如何に美はしきものぞ、とあるが如し。
b 遣わされなくては、どうして宣べ伝えることができるでしょう。次のように書かれているとおりです。「良いことの知らせを伝える人々の足は、なんとりっぱでしょう。」
16
a されどすべての者福音に順ひしにあらず。そはイザヤは、主よ誰か我等の聞かすることを信ぜしや、と云えばなり。
b しかし、すべての人が福音に従ったのではありません。「主よ。だれが私たちの知らせを信じましたか。」とイザヤは言っています。
17
a されば振興は聞かすることよりし、聞かしることは神の詞によりてす。
b そのように、信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。
18
a されば我云はん、彼等は聞かざりしか。豈に然らんや、彼等の声は地のすべての処にまで出で来たれり、またその詞は世界の極にまで至れり。
b でも、こう尋ねましょう。「はたして彼らは聞こえなかったのでしょうか。」むろん、そうではありません。「その声は全地に響き渡り、そのことばは地の果てまで届いた。」
19
a されどわれ云わん、イスラエルは知らざりしか、先ずモヲゼ云ふ、われ国人にあらざる者をもて汝等を怒らしめん。
b でも、私はこ言いましょう。「はたしてイスラエルは知らなかったのでしょうか。」まず、モーセがおう言っています。「わたしは、民でない者のことで、あなたがたのねたみを起させ、無知な国民のことで、あなたがたを怒らせる。」
20
a またイザヤも憚らずして云ふ、我は我を索めざる者に見出されたり、我は我を問はざる者に顕になれり。
b またイザヤは大胆にこう言っています。「わたしは、わたしを求めない者に見いだされ、わたしをたずねない者に自分を現わした。」
21
a また彼はイスラエルに対して云ふ、我は日ねもす、順はずしていい逆らふ民に対して、我が手を伸べたり。
b またイスラエルについては、こう言っています。「不従順で反抗する民に対して、わたしは一日中、手を差し伸べた。」
a = 新契約聖書
b = 新改訳